動作原理
回転するデカンターボウル内で、液体とスラッジの分離が行われます。内部の仕組みは以下のように説明できます。
供給導入:スラリーは軸方向の供給チューブを通して機械内に供給され、コンベアに注入されます。チューブはスラリーをコンベア供給室の中央まで送ります。
加速/分散:注入されたスラリーはコンベアの供給ゾーンにある加速装置に衝突します。この作用により、供給ポートからボウル内への流れが加速され、「池」が形成されます。
分離:密度の高い固形物は液体を押しのけてボウルの壁に沈降します。コンベアは固形物を傾斜した円錐部分(ビーチ)に沿って連続的に移動させます。
オーガー回転:ボウルに取り付けられたギアボックスにより、コンベアとボウルの間に差動回転が生じます。
スラッジ排出:フライトは分離されたスラッジをボウルの円錐部(ビーチ)まで押し上げます。固形物はボウル後端にある360°固形物排出ポートから排出されます。
排水:浄化された水は池の表面に上昇し、前部ボウルハブにあるダムを越えて流れ、ボウルから排出されます。
デカンターボウル速度:ボウル速度(RPM)は、デカンターによって発生する有効遠心力を表します。流体や固体の種類/密度に応じて、遠心力は性能に影響を与える重要な要素となります。
オーガーまたはコンベアの速度:オーガーとボウルの相対的な回転速度は、分離された汚泥がボウルから排出される速度に影響します。汚泥含有量が多い用途では、効率を最大限に高めるためにコンベアの高速化が求められます。
池の深さ:ボウルの内壁の周りに形成される液体層の厚さが池の深さです。池が深いほど、濃縮液は透明になり、固形物は湿り気を帯びます。池が浅いほど、固形物は乾燥し、濃縮液は濁りを帯びます。
堰板を調整することで池の深さを変更できます。堰板の例を以下に示します。
ビーチアングル:ボウルの円錐部分の角度はビーチアングルと呼ばれます。ビーチアングルを変えると、分離された汚泥の乾燥度に直接影響します。
コンベアピッチ:コンベアフライト間の距離がコンベアピッチです。ピッチが短いほど、デカンターの固形物分離能力が向上し、ギアボックスのトルクが増加します。
神州は中国で約40年間デカンター遠心分離機を専門に製造しており、都市汚泥濃縮用にチリに15セット輸出する予定です。
